骨折・脱臼によくある症状
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ぶつけた部分がみるみる腫れ
上がった -
ケガをした箇所がゆがんでいる
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指先にしびれるような感覚が
ある -
スポーツの事故で腕が動かなくなった
骨折・脱臼、いざという時の対処法も
皆さんは骨折や脱臼にどんなイメージを持っていますか?
「大ケガ」、「とにかく痛そう・・・」
などと思う方が多いのではないでしょうか。
実際その通りです。
脱臼すれば痛いですし、骨折は大ケガです。
しかし、だからこそケガをした直後に適切に対応することが重要です。
骨折と脱臼についての対処法・予防法をご紹介しているので、
いざという時に役立ててください。
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骨折と脱臼の原因や症状はどう違うの?
骨折と脱臼はケガの代表格です。
経験したことはなくても、誰しも耳にしたことはありますよね。
しかし、名前は知っていても、骨折と脱臼の状態や違いを知らない方は意外に多いようです。
骨折と脱臼の状態、そしてそれぞれの症状は以下のようなものです。
【骨折の症状】
骨折とは、骨が壊れてしまった状態です。
「折」という字から骨が折れることだけを骨折と考える方もいますが、ひびや凹みなども骨折です。
特に骨折しやすいのは手首・肩・背骨・太ももの付け根の4箇所で、高齢の方は転んだ拍子などに骨折してしまうことが多いです。
●強い痛みや腫れ
骨周りには神経と血管が多いので、骨がダメージを負うと強い痛みとともにみるみる腫れ上がり、場合によってはけいれんが発生します。
患部を動かしたり周辺の部位に体重をかけたりすると特に強く痛むため、動かすことが困難になります。
●あざや変色
骨の周辺の血管が傷つくことで内出血が起き、あざが現れます。
最初は黒ずんだ紫色で、血液が再吸収されると徐々に緑や黄色に変色していきます。
血液が滞ることで、例えば肩を骨折して腕が変色するなど、患部ではない部位にあざができることもあります。
●患部の変形
骨がダメージを負っているので当然ですが、骨折した箇所がゆがんだりねじれたりします。
特に酷い場合には皮膚が破れて骨が露出してしまいます。
こうした骨折を解放骨折と呼びます。
【脱臼の症状】
骨折が骨自体が傷つくことであるのに対して、脱臼とは、関節を構成している骨と骨の面がずれてしまうことです。
特に多いのはスポーツ中に指・肩・肘などを脱臼するケースです。
骨同士が完全に離れてしまった状態を完全脱臼、部分的に接触している状態を亜脱臼と呼びます。
●痛みやしびれ
骨折時と同じく、強い痛みが発生します。
加えて、場合によっては骨がずれてしまっていることで神経が圧迫され、患部や患部の先の部位にしびれが起こります。
●運動制限
骨がずれたり完全に外れてしまっているので、身体を動かしづらい、もしくはまったく動かせないなどの運動制限が生じます。
また、脱臼した際にストッパーとなっている組織が壊れてしまい、脱臼する癖がついてしまうこともあります。
突然の骨折・脱臼、対処法は?
「骨折してしまった!」
こんな事態になれば誰しも焦ってしまいますよね。
適切な応急処置を施すかどうかで、その後の経過は大分変わってきます。
骨折・脱臼の対処法や予防法としては、以下のようなものがあります。
【RICE処置とPOLICE処置】
骨折や脱臼の応急処置としてはRICE処置が有名ですが、最近ではRICE処置に代わるPOLICE処置というものが広がりつつあります。
●RICE処置
ごく最近まで、骨折・脱臼の応急処置の基本はRICE処置と考えられてきました。
RICE処置とは、
・Rest(安静)
・Ice(冷却)
・Compression(圧迫)
・Elevation(挙上)
上記の略です。
簡単に説明すると、「ケガをしたら安静にして、患部を冷やして圧迫した上で心臓より高く挙げましょう」ということです。
こうすることで症状の悪化を防ぎ、回復を早めることができる考えられていました。
●POLICE処置
しかし近年では、RICE処置に代わってPOLICE処置というものが提唱されています。
POLICE処置とは、
・Protection(保護)
・Optimal Loading(最適な負荷)
・Ice(冷却)
・Compression(圧迫)
・Elevation(挙上)
上記の略です。
Rest(安静)がなくなり、Protection(保護)とOptimal Loading(最適な負荷)が加わっているのが分かりますね。
Protection(保護)とは、患部に装具を取り付けて保護し、悪化を防ぐことです。
Optimal Loading(最適な負荷)は、ケガをした直後ではありませんが、早期に負荷をかけて回復を促すことが目的です。
Rest(安静)が除かれたのは、必要以上の安静はむしろ、回復を遅らせるなどの悪影響を及ぼすということが分かってきたからです。
ただ、負荷をかけ始める時期などは判断が難しいことなので、専門家に相談するようにしてください。
【骨折・脱臼の予防法】
知っての通り骨折や脱臼は突然起こるものなので、予防は難しいと言えます。
あえて挙げるなら、次の2点が大事です。
●準備運動を行う
運動前には準備運動をしっかり行うようにしましょう。
時間をかけてストレッチを行い、身体をほぐしておくことで、転倒した際などの骨折や脱臼を防ぐ効果が期待できます。
●安全性を追求する
当たり前のことですが車に乗るときはシートベルトをする、お酒を飲むときは飲みすぎないなど、ケガをしないように気をつけて生活を送ってください。
特に高齢者の方は、家の廊下に手すりをつける、滑りにくい靴を履くなど、細かな危機管理意識を持つようにしましょう。
要町ふくろう整骨院の【骨折・脱臼】アプローチ方法
ご存じの方は少ないですが整骨院では骨折・脱臼の施術が可能です。
柔道整復師という外傷の専門職になります。
当院では十分な研修・経験を積んだ国家資格保持者が、骨折・脱臼の施術に当たらせていただきます。
骨折している部位は骨を元の位置に戻す「整復」を行い、ギプスやシーネと呼ばれる固定材料で固定させていただきます。
そして日常生活が今まで通り行えるようリハビリを行い、早期回復を目指します。
※骨折後すぐご来院いただいた場合、レントゲン等の処置のため他の医療機関へ紹介状を書かせていただくことがございます。
※骨折・不全骨折の継続施術は医師の同意が必要となります。
(ただし、応急手当としての、最初の1日だけはこの対象ではありません)
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